突撃!!産地レポート
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平成20年5月8日(晴れ)
三重県桑名市にある小杉食品の見学に行ってきました。
納豆製造工場「小杉食品」を、参加者三名にて訪ねました。桑名インター近くで、員弁(いなべ)川沿いにある、2000年に新築したばかりの綺麗な工場でした。工場の周囲は、ツツジが満開で、私達を迎えてくれました。今ま で訪ねた事のある納豆製造工場は、どこも小規模で、あまり大きな声では言えませんが、決して新しく綺麗な工場とは言えなかったので、正直それだけで感心しました。
本社兼工場を訪ねると、美しい玄関で靴を脱ぎ、今時のお洒落な下駄箱に靴を入れ、二階の応接室で営業部の小杉マネージャーと製造部の小杉マネージャーが対応下さいました。お二人ともご親戚同士なのだそうです。妙に納得してしまいました。
小杉食品は、創業1933年。納豆作り70余年ですが、創業者・小杉金吾氏の心意気を受け継ぎ、これからの時代を見据えた美味しい納豆作りにこだわり続けているメーカーです。創業当時、ご当地・桑名では、納豆と言えば「甘納豆」しか馴染みがなく、自転車で納豆を売っていると、「こんな腐った物を売りに来て!」と怒られた事もあったそうです。しかし今では、桑名は勿論、中京圏一円に納豆を販売するメーカにまで成長されています。創業者のご苦労と、連綿として受け継いで来た皆様のご努力に頭が下がる想いです。
▲釜で大豆を蒸します。
▲蒸し上がった大豆をコンテナに移し、
霧状の納豆菌を噴射します。
▲納豆菌をかけた大豆を充填用のラインに移動し、充填します。充填した後は冷蔵庫で熟成します。
色々なお話を30分ほど聞かせて頂いた後に、いよいよ工場見学へ。見学スペースもしっかりと設けられており、有機JAS認定工場で、NASAの宇宙食開発から生まれたHACCPの考えに基づいて徹底した衛生管理を行っていました。納豆の製造は、至ってシンプルです。大豆を洗って水に浸し、蒸して納豆菌を接種し、発酵・熟成させるだけです。このシンプルな製造工程で、如何に付加価値をつけるかが大きな問題です。変わったタレを付けたりして、差別化をしている納豆メーカーの御苦労が伺えました。
しかし小杉食品では、タレだけではなく、技術的な研鑚も怠りません。綿密な検査と試作を重ねて、味・香り・糸引き・豆の硬さ等を追求する品質管理室も設けられていました。又、電子水や空気清浄機、炭を埋設し磁場を高める等の工夫もされていました。納豆一つでも奥が深いものだなあと痛感しました。
▲できあがった納豆を包装し、箱詰めします。
▲奥のタンクが電子水です。小杉食品の納豆製造では、大豆に触れる水はすべて電子水を使用しています。
▲なんと、玄関脇には立派な『納豆の自動販売機』が!!工場の移転に伴い、近隣の住民の方々にも親しんでいただけるようにと設置されたそうです。
一日も早く陽光農法大豆を使用した納豆が、小杉食品で製造され、全国の方々に食して頂ける事を、願ってやみません。その日が楽しみです。
ご親切にご対応頂来ました両小杉マネージャー、ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。
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