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  突撃!!産地レポート

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平成18年6月10日(晴れ)
6月10日(土)早朝。岐阜県養老町にあります「みつばちの郷」で、はちみつを採蜜している現場を見学に行きました。

実際に行くのは、岐阜県揖斐郡の揖斐高原のとある場所で、栃の花の蜜を集めていました。
養蜂家は、花が咲いている場所にミツバチの巣箱をおいて採蜜させ、
花が終われば次の場所に移動していきます。

レンゲ、みかん、栃の花を岐阜県で採蜜し、その後梅雨のない北海道へ渡り、
8月まで巣箱を移動しながら、 アカシア、アザミなどから採蜜していきます。
今年は例年よりも2週間ぐらい遅れているようで、
通常であれば北海道に出発している時期だとのことでした。

採蜜場所に到着したときに、参加者の一人がミツハチに刺されました。
そんなに腫れ上がりませんでしたが、参加者一同はゆっくりとその場を離れていきました。

   痛い・・・。
ハチの針

しばらくすると養蜂家の皆さんが到着し、採蜜がはじまりました。
参加者は顔にネットを被り、また刺されないように、 怠りなく準備しているのですが、
養蜂家の皆さんは何もしていないのには、驚きました。


巣箱を開けて、煙をかけると一時的にミツバチの動きが止まり、
その瞬間に蜜がぎっしり詰まった木枠を取り出し、遠心分離器に掛けて、蜜を取り出します。

巣箱の中では、内勤の若いミツバチ達が蜜を自分の羽で仰ぎ、水分を飛ばし熟成させ、
長期保存できるように、蜜の上から花粉を口に含んでから、それを材料に固めていくそうです。
これは抗菌効果のあるブロポリスを含んでいるので、長期保存ができるそうで、
自然の摂理にびっくりしました。

その為、木枠を出したときに、表面が固められているので、遠心分離器に掛ける前、包丁で削り取る作業を行っていました。

蜜を分離した後、同じように包丁で削っていましたが、これはオスの幼虫で、オスの役目は、
女王蜂への1回の交尾の時だけで、後は遊んでいるとのことで、
成長しても巣箱(群)には戻れないそうです。働きバチは、全てメスなのです(おそろしい)。

そして蜜を取り出した後に、再度巣箱に戻す作業の繰り返しです。

女王蜂は、最初は、働きバチと同じ幼虫ですが、最初に入れられるカプセル状の部屋が大きく、ローヤルゼリーだけを食べて大きくなります。
そのローヤルゼリーを舐めさせていただきましたが、
酸味が強く、あまり美味しいものではありませんでした。

各巣箱に、1匹ずつ女王蜂はいますが、新しい女王蜂が巣箱の中で誕生すると、
分蜂(ぶんぽう)と言ってその群から独立します。ちょうどその瞬間にでくわしました。
ミツバチ達が「ブンブン」と羽音を立てて渦巻きを作りながら上昇していきました。
ミツバチは羽音が聞こえたら、警戒しているそうです。普段は、羽音は聞こえません。
到着当初、ミツバチに刺されてしまったのは、そういう緊張状態にあった為、
だったのかもしれません。

渦巻きが無くなったと思っていましたが、どこかに行ってしまったのではなく、
最初無かった木の枝の上に、見る見る大きなハチの群ができていきました。


感動的で衝撃的な出来事の後、採蜜場所を出発し、「みつばちの郷」製品工場を見学しました。

ミツバチがせっせと集めたハチミツは、一切加工せず、何回もフィルターを通して、
手作業で瓶詰めしているだけで、一般では、ブドウ糖など添加するそうです。
ハチミツは、もともと「ブドウ糖」と「果糖」が主成分なので、添加しても判らないそうです。

安く販売されている輸入ハチミツ(主に中国)は、多くのものがいわゆる増量している製品ですし、又、日本では使用禁止になっている農薬なども含まれてしまいますので
安心してお召し上がり頂けるものは本当に少ないのが現状です。

大変貴重な国内産のハチミツを守って行かなくてはならないと感じました。


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